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SNSで人気の「ミニマリスト」、でも実際どうなの?
近年、「ミニマリスト」や「シンプルライフ」といった暮らし方が注目を集めています。
InstagramやYouTubeでは、白を基調としたスッキリした部屋、整然と並ぶ収納、物を持たない生活に憧れる人が急増中です。
一方で、実際に挑戦してみると「思っていたのと違った」「逆にストレスを感じた」といった声もちらほら…。
そこで今回は、ミニマリスト歴3年の筆者が、リアルな体験をもとに「後悔したこと・得したこと」を本音でお伝えします。
さらに、ミニマリズムを無理なく続けるための「後悔しない始め方」も紹介。
これから始めたい人や、自分に合うスタイルを模索している人の参考になればうれしいです。
後悔したこと7選|これだけは気をつけたいリアルな落とし穴
- お気に入りまで手放してしまった
断捨離ブームに乗って、「使ってないから」とお気に入りの雑貨や本まで処分。
あとから後悔して、メルカリで探したり買い直した経験があります。 - 家族との温度差にモヤモヤ
共有スペースのモノを勝手に減らすと、家族とトラブルになることも。
価値観のすり合わせは必須です。 - 殺風景すぎて逆にストレス
無機質な部屋は一見スッキリ見えますが、寒々しく感じることも。
居心地の良さと見た目のバランスが大切です。 - 趣味を減らしすぎて息抜きがない
趣味道具が“かさばる”という理由でやめてしまい、ストレス発散できなくなる場合も。 - 人づきあいが減った
来客を迎えにくい空間になって、交友関係が狭くなることもあります。 - 他人と比較して疲れる
SNSの極端なミニマリズムに影響され、自分に自信がなくなることも。 - 減らすことが目的になってしまった
「減らすこと=正しい」と思い込み、本末転倒に。
本来の目的は「快適に暮らすこと」です。
得したこと5選|今もミニマル生活を続けている理由
- 掃除がラクすぎて感動
物が少ないと、掃除のハードルが下がり、家事が時短できます。 - 衝動買いが激減して節約に
「なんとなく買う」が減って、無駄遣いが激減。
家計にもゆとりが生まれました。 - 自分の価値観がクリアに見えた
持ち物を絞ることで、「本当に大切なもの」が明確に。
迷いが減り、自分軸が育ちました。 - 判断力が上がった
服選びなどの選択肢が減ることで、判断疲れが減少。
時間にも気持ちにも余裕ができます。 - 心が軽くなった
視覚的ノイズが減ると、思考もシンプルに。
気持ちのリセットがしやすくなりました。
後悔しないためのミニマリスト入門3ステップ
- いきなり捨てず「可視化」から始める
まずはクローゼットや棚の中を全部出して、「自分がどれだけ持っているか」を把握。 - “減らす基準”を自分で決める
「今の自分に必要か」「気分が上がるか」で判断するのがポイント。 - 他人と比べない
ミニマリズムは自分軸がすべて。
「自分にとっての最適な量」を見つけましょう。
まとめ|ミニマリストは「快適な暮らし」への近道
ミニマリストになることで、「掃除がラクになった」「お金が貯まるようになった」「自分の価値観が明確になった」など、日常が確実にラクになるメリットをたくさん実感できます。
ただし、“やりすぎ”は禁物。お気に入りや趣味まで手放すと、かえってストレスになることも。
ミニマリズムは、物を減らすための手段ではなく、自分らしく心地よく暮らすための考え方。
「必要なモノだけに囲まれて、毎日がスッと整う」。
そんな暮らしを目指すなら、ミニマルな思考はきっとあなたの味方になります。
ムリなく・挫折せず・自分らしく。
あなたにとっての“ちょうどいい”ミニマルライフ、今日から少しずつ始めてみませんか?
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